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太宰治の家系図と実家の家族構成!父親は衆議院議員で大地主!母親の名前と両親との関係は?兄弟姉妹の名前は?

作家の
太宰治は、現在でも多くのファンを持ち、
たくさんの方に読まれていますね。

太宰治は、
津軽の大地主の息子という、
戦前の体制では特権的な階級に生まれたものの、
政治運動にも熱中し、
葛藤をかかえていました。

太宰治が持った問題意識は、
その小説のなかに見てとれ、
現代人の多くも共鳴しています。

この記事は
太宰治の
・家系図と実家の家族構成、兄弟姉妹は?
・実家住所は青森県五所川原市の金木町!
・父親は衆議院議員で大地主!母親の名前は?両親との関係は?
についてのエピソードを紹介します。

太宰治の実家住所は、青森県五所川原市金木町

太宰治の出身地は
青森県の津軽半島にあります。

青森県北津軽郡金木村というのが
太宰治の実家があった場所です。

現在の住所は、
青森県五所川原市金木町朝日山となっています。

太宰治は、
自らの故郷である、
金木村について
「これといった特徴はないが、都会風にちょっと気取った町」と、
表現しています。

太宰治の先祖は、
古くから金木村に土着した家系でした。

太宰治の本名は津島修二。
太宰治の生家は、津惣という呼び名で
近隣に知れ渡っていた大地主でした。

太宰治の家系図によると、
先祖は惣助という人物でしたが、

太宰治によると
どこかから流れついて農民になった人ということです。

太宰治の家系が勢力を増してきたのは、
太宰治の曾祖父の津島惣助の頃で、

太宰治の祖父は、
津島惣助の息子で津島惣五郎という名前でした。

太宰治の父親は、
津島源右衛門という名前ですが、婿養子として津島家に入った人でした。

太宰治の父親の津島源右衛門（1871-1923）は、
金木銀行頭取や陸奥鉄道の取締役など、
地元津軽の実業界で活躍しました。

太宰治の父親は、
津軽近隣の大地主、松木家の出身であり、
太宰治の生家、津島家よりも歴史の古い家系だといいます。

太宰治の父親、
津島源右衛門は、政界にも進出し、
青森県会議員や、衆議院議員や貴族院議員をつとめ、
立憲政友会に所属していたのでした。

太宰治の父親は、
家を空ける事も多く、

子供と触れ合うこともなく、
こわい父親という印象で、父親との関係は良くなかったと言われています。

太宰治の母親は、津島家の娘で、
太宰治の祖父、津島惣五郎と、祖母、津島いしの娘でした。

太宰治の母親の名前は
津島タ子（津島たね）といいます。

太宰治は父親に親しめなかっただけでなく、
母親にも愛情を感じる事はありまでんでした。

太宰治は、
津島家の使用人の女性によって育てられたという事もあり、
太宰治は小学校2年か3年の頃までは、
誰が自分の母親なのかを認識できなかったのでした。

太宰治の実家における家族構成ですが、
太宰治の幼少期には
曽祖母、祖母、父親、母親、
そして3人の兄と、4人の姉。

それから
叔母と、叔母の4人の娘。

家族、親族のほかにも使用人が多数おり、

太宰治の実家は、
30名くらいの方が住んでいたようです。

太宰治の兄弟姉妹ですが、
11人兄弟でした。

整理してみますと、

・長女・タマ
・長男・総一郎
・次女・トシ
・次男・勤三郎
・三男・文治　1898-1973　衆議院議員、参議院議員、青森県知事
・四男・英治
・五男・圭治
・三女・あい
・四女・きやう
・六男・修二（太宰治　1909-1948）
・七男・礼治

このうち
太宰治の
長男と次男は夭折してしまっています。

太宰治の兄の、
津島文治が、実家の津島家を継ぎ、
政界に入って、衆議院議員や参議院議員、青森県知事を務めています。

津島文治の娘婿が、
衆議院議員で農水大臣や防衛庁長官になった、
田沢吉郎で、

それから
津島文治の息子には
俳優になった津島康一（つしまこういち）がいます。

ほかに
太宰治の兄弟の子孫ですと、
太宰治の兄、津島英治の孫が、
衆議院議員をつとめた津島恭一さんです。

太宰治の家系は、
戦前から戦後にかけて、
政治家を多く輩出している家系であり、
やはり津軽の名門のようですね。

それでは、
太宰治の
・家系図と実家の家族構成、兄弟姉妹は?
・実家住所は青森県五所川原市の金木町!
・父親は衆議院議員で大地主!母親の名前は?両親との関係は?
についてのエピソードを紹介しました。