東郷茂徳の子孫は?妻と子供、家族!東郷平八郎とは親戚?東郷和彦氏の家系図は?
東郷茂徳(東郷しげのり)は、
戦前の外交官であり、
駐在ドイツ大使やソ連大使、
東條英機内閣と鈴木貫太郎内閣で
外務大臣を務めて、
戦時中の外交の、中心人物の一人です。
外交官の家系というと、
親戚一同外交官といった家系も多く、
東郷茂徳の子孫や家系図に関しても、
どういった家系なのかが気になります。
この記事は、
東郷茂徳の
・ 出身地や父親と母親?東郷平八郎とは親戚?関係ある?
・ 妻はドイツ人?子供は娘?息子?家族は?
・ 子孫は東郷茂彦氏と東郷和彦氏!
についてのエピソードを紹介します。
東郷茂徳と東郷平八郎は親戚ではない
東郷茂徳(とうごうしげのり)の出身地は
鹿児島県でした。
父親は東郷寿勝、母親は東郷トメといいました。
元帥海軍大将の
東郷平八郎も、鹿児島県出身です。
東郷茂徳と
東郷平八郎とのあいだに親戚関係はあるのでしょうか。
調査していくと、
東郷茂徳と東郷平八郎は、
親戚ではありませんでした。
全国的には
とくべつに多いわけではない、
東郷という苗字ですが、
鹿児島県では、
わりと多い苗字のようであり、
東郷茂徳と
東郷平八郎が、同じ苗字というのは、
単なる偶然のようです。
東郷茂徳の異色の学歴経歴
東郷茂徳は、
外交官としては異色の経歴を持っているとも言えるかもしれません。
東郷茂徳は
もともと東京帝国大学文学部ドイツ文学科に学ぶ学生でした。
東郷茂徳は、
ドイツ語やドイツ文学、ドイツ文化に詳しく、
そうした経歴から、
外務省きってのドイツ通として、知られるようになったのでしょう。
東郷茂徳は、
30歳で高等文官試験外交科に合格して、
外務省に入省しています。
東郷茂徳の妻はドイツ人
東郷茂徳の妻は、
ユダヤ系ドイツ人の女性でした。
東郷茂徳の妻の名前は、
エディータといいましたが、
東郷エヂと日本風に改名しています。
東郷茂徳の妻は、
ドイツ人貴族と、ユダヤ人女性とのあいだに生まれた方でした。
東郷茂徳の妻、
東郷エヂは、母親が早くなくなったため、
露清銀行に勤務していた、母親の妹夫妻の養子になっています。
養父は、
露清銀行日本支店に勤めていたので、
東郷エヂは、15歳の時に日本に来ています。
17歳の時に、
日本に滞在していた、
ユダヤ系の建築家、ゲオルグ・デ・ラランデと結婚し、
5人の子供に恵まれましたが、
夫がなくなったあと、
1922年に、
東郷茂徳と結婚しています。
東郷茂徳の妻との結婚に、父親と母親は反対したが
東郷茂徳と妻は、恋愛結婚でした。
東郷茂徳は、
ベルリンに駐在していたときに、
妻と出会ったといいます。
東郷茂徳の
父親と母親は、結婚には反対だったところを、
説得したのだそうです。
東郷茂徳は、
結婚当時、40歳であり、
当時としては、かなり晩婚でした。
東郷茂徳の子供は娘?息子?家族構成は?
東郷茂徳 1882-1950
・ 父親・東郷寿勝 1855
・ 母親・東郷トメ 1858 鹿児島県士族 有馬芳春の四女
・ 妻・東郷エヂ 1887 ドイツ人 ビッケ・カール長女
・ 長女・東郷いせ 1923-1997
・ 弟・東郷茂弘 1892
・ 弟妻・東郷トミエ 1898 鹿児島県 大井藤助の長女
東郷茂徳の子供は1人で、
妻とのあいだに娘さんが1人いました。
東郷茂徳の娘の、
東郷いせさんは、
外交官の本城文彦さんと結婚しています。
夫の、本城文彦さんは、
東郷家の養子となり、結婚後の名前は
東郷文彦となっています。
東郷茂徳の養子:東郷文彦氏の妻と息子
東郷文彦さんの家族についての情報を、
見ていきたいと思います。
- 東郷文彦 1915-1985
東大法学部政治学科卒
外務事務次官 駐米大使 - ・妻・東郷いせ
東郷茂徳長女 - ・長男・東郷茂彦 1945-
早大政経学部卒
ワシントンポスト記者 - ・次男・東郷和彦 1945-
東大教養学部卒
外務省欧亜局長 駐オランダ大使
東郷重徳の養子である
東郷文彦さんは、
外務事務次官やアメリカ大使をつとめた、
大物外交官でした。
東郷文彦さんには、
子供が2人いて、2人とも
息子さんです。双子の兄弟ということです。
東郷茂徳の子孫:東郷茂彦氏と東郷和彦氏の妻は?
東郷茂徳の孫にあたる、
東郷茂彦さんと東郷和彦さん。
東郷茂彦さんは、
ワシントンポストの新聞記者でした。
そして
東郷和彦さんは、
祖父、父親に続いて外交官となり、
外務省欧亜局長やオランダ大使をつとめました。
なお、
東郷茂彦さんの妻の紀子さんは、
元昭和大学学長の川上保雄さんの娘さんで、
東郷和彦さんの妻の晁子さんは、
田口正広さんの長女です。
それでは、
東郷茂徳の
・ 出身地や父親と母親?東郷平八郎とは親戚?関係ある?
・ 妻はドイツ人?子供は娘?息子?家族は?
・ 子孫は東郷茂彦氏と東郷和彦氏!
についてのエピソードを紹介しました。